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『アンボンで何が裁かれたか』 [映画紹介]

 1942年1月30日から31日にかけて、35000人の
日本軍が1150人のオーストラリア軍と2600人の
オランダ軍が、守るアンボンに上陸しました。

 アンボンはインドネシアにあります。圧倒的な兵力差があり、
日本軍はアンボンを占領し、投降した兵士を捕虜にします。この時に
相当な虐待があり、多くの捕虜が命を落とします。

 この日本が占領していた時代に日本軍の手により処刑された
オーストラリア人飛行士がいて、その処刑は戦争犯罪とあるとされて
戦後、オーストラリア陸軍法務部が裁くことになりました。

 映画は史実を踏まえたフィクションで、現地の最高責任者は
罪を問われず、命令を下した上官は割腹自殺し、残された
実行者が罪を問われることになります。

 裁判の結果、敬虔なクリスチャンである元少尉は死刑となり
執行されます。

 高校の日本史や世界史の授業で、東京裁判は扱うと思いますが、
各地で行われた戦争犯罪者を裁いた裁判は採り上げられることは
なさそうです。

 私は、この映画を日本人とオーストラリア人と共に見て、
主演の少尉(塩谷俊)上官(渡辺哲)を交えての話し合いにも
参加することができました。

 映画の詳細は『シネマ・ジャーナル』1991年4月号の
18ページから23ページをご覧ください。




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