箱根駅伝における３秒差という結末

　今年の箱根駅伝のシード権争いは熾烈をきわめ、３秒差で決着がつきました。
１１時間も走り、最後の３秒で予選会スタートかシードかが決まりました。

　箱根のシードを取るために多年にわたる粘り強い努力を各大学はしていると
思います。その結果が、これでした。

　國學院大學はシード権を得ましたが、東都大学野球１部リーグにおいて創部以来８０年ぶりに
初優勝を果たしたのが昨年のことです。箱根も東都も「入れ替え」により高いレベルを保持して
います。


　話は変わりますが、神奈川県の公立高校入試では２年生に内申４５ポイント、３年の内申４５ポイントは
２倍として合計１３５ポイント満点で前期選抜が決まり、後期選抜においても重要な判定材料と
なります。

　オール１で２７、オール５で１３５ですから１００点ぐらいに６万人を超える生徒がひしめくのです。
同点が６００人はいることになります。中２の時点で１ポイント取れば６００人抜き、失えば６００人
抜かれとなるのでしょう。

　中３は２倍ですから、１ポイントで１２００抜きか１２００人抜かれが決まります。実際はオール１や
オール５は少ないですから、同点がもっとたくさん出るでしょう。

　さらに、ある程度、レベルが近い人が集まるのが高校入試ですから、
競争は本当に厳しいものになります。

　学習塾を営む者として、箱根駅伝を受験と重ね合わせてしまいました。



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タグ：箱根駅伝 國學院大學 東都大学野球 神奈川県公立高校入試 内申点 神奈川方式 前期選抜 後期選抜

コメント 2

私も箱根駅伝観ました！
最後のシード権争いの熾烈さに興奮し、
コースを間違えた際には、「がんばれ～！」と
歓声をあげました。
by ONESTEP恩多町教室 (2011-01-05 12:16) 

「本番」は何が起こるか分かりませんね。だからこそ、練習を積み重ねるしかありません。、
by 紺碧の書架 (2011-01-14 10:19)