お茶大生と論じる『武士道』 [大学受験]
『名著講義』(藤原正彦)は、お茶の水女子大学で教鞭を執る筆者が
日本の名著をテーマにして学生と論じ合うという読書ゼミの内容を
まとめたものです。
新渡戸稲造の『武士道』は、古典としての要件を備えているように
思います。なぜ、今、『武士道』なのか、盛夏の緑陰読書にも良さそうな
テーマです。
大学を選ぼうとする皆さんには、お茶の水女子大学の学生たちが、
どんな問題意識のもとに『武士道』を読んでいったかを知ることで
「大学で学ぶということの意味」を考える契機になればと思います。
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