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スタンフォード大学におけるマシュマロ・テスト [一般教養]

 197年代に心理学の実験として行われました。
対象は4歳児で、1つのマシュマロを与え、
実験者が部屋を出て戻るまで待てたら
もう1つ上げるという約束をします。

 我慢できずに食べた子供と我慢できた子供を
高校卒業まで追跡調査したところ、前者が、学業のみならず、
対人能力も優れていることが分かったそうです。

 たぶん、そうだろうとは思える実験ですが、14年以上、
追跡調査するというのはすごいですね。

 今日の日経に慶應の大垣昌夫教授の『子供のしつけ
経済学で考える』に引用されていました。甘い親は
「今」を重視し、将来を軽視するという意見ですが、
同感です。

 「苦しみには『試練』としての意味がある」(大垣昌夫)と考えるか否かで子供の眼前の苦しみを許容できるか
どうかが決まるようです。

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コメント 1

case-k

ある一つの実験が、その後の定説になることはよくあることですが、
そのような「定説」には用心深くなければいけないと感じています。
この実験の反証をもって書いているわけではありませんが、
この手の、さもありそうだったり、説得力のあったりする話には
その後の検証が不十分だったりしていることがあると思います。
マシュマロ・テストははじめて耳にしましたが、
このお話には、なにかぼんやりとした違和感があります。

「将来」より「今」を重視することは良くないこと・・・
これについては、多分そうだろうなーと思いました。
by case-k (2010-05-04 22:50) 

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