変化球を投げられない投手の投球術：戸山学院早稲田校オンライン部：SSブログ

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変化球を投げられない投手の投球術　[一般教養] [編集]

　多くの伝説的記録を持つ投手の話ですが、高校時代のマウンドを
見たスカウトは２度驚いたようです。

　１、変化球を知らない。

　２、捕手は何度も「変化球」のサインを出している。

　ここで、スカウトは気付いたそうです。「変化球」のサインに首を振り、
投げられるふりをしていることに。

　野球は頭脳的な駆け引きが大事なので、この賢い投手をぜひ獲得したいと
考え、ドラフトで１位指名した球団は４つあったとか。

　偉大な記録は多々ありますが、延長戦を投げ抜きノーヒット・ノーランを達成しただけでなく、自ら
サヨナラ・ホームランを放ったのが一番すごいのではないかと思います。

　他にも、オールスターで９者連続三振とか、日本シリーズ最終戦９回裏無死満塁のピンチで１点差を
守り抜いた「２１球」とか、色々あります。

　この記事で私が言いたいことは江夏豊の記録ではなく、
「出来ることを最大限やる」ことが大事だということです。
変化球が投げられないという現実を踏まえて、何か策はないかと考えることが大事なのです。
　後に、この投手は「顔」で投げるようになったという話もあります。
マウンドに「江夏」が立つだけで、打者は震えてしまうというのです。
本当にそうなのかどうかは分かりませんが、江夏は先発完投した
翌日に投げることがありました。当時のチームの投手事情から
仕方がないのでしょうが、それが出来たのは「顔」で投げられたから
なのかも知れません。