春休みの宿題は出ましたか？

　公立の小学校や中学校では春休みの宿題が出ないことが
多いようです。私も都内の公立中学で教員をしていた頃、
出しませんでした。

　新構成（新年度の教員組織のことです）は４月の始業式に
発表なので、それまで他校への異動なども伏せておきます。
宿題を出すと、当該教員は他校への異動はせず、かつ持ちあがり
であることを公表するようなものなので、よくないのです。

　勿論、引き継ぎをしておけば、何の問題もないと思いますが、
慣習として、そのようにしているのでしょう。民間企業であれば、
前任者からの引き継ぎ事項はあるはずです。

　綱島教室では、そもそも「春休み」はないので、授業ごとに
課す、いつもの宿題があります。さらに「春期講習」の宿題も
あります。

　次の学年に進む前に心配な単元は、おさらいするのが当たり前です。
そして、どこが心配か点検するためにテストがあるのです。

　一番、心配なのが次の学校に進学する場合です。小学校から中学校、
中学校から高校、高校から大学。綱島教室では中学準備講座と高校準備講座は
行いますが、大学準備講座はしていません。

　高校生であれば、成績不振の場合、進級判定会議にかけられ、次の学年に
進むことが妥当であるか否かが決められます。中学生の皆さんは、第１志望の高校の
入学者のうち、３年後に卒業しているのは何パーセントぐらいか調べておくとよいでしょう
「自己責任」の世界を理解することが出来るでしょう。




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タグ：宿題 春休み 春期講習 弱点補強 進級判定会議