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『文教・科学技術関係資料』を眺めて [言の葉]

http://www.mof.go.jp/about_mof/councils/fiscal_system_council/sub-of_fiscal_system/proceedings/material/zaiseia241101/04.pdf

これは今月、財務省主計局が発表したばかりです。
有限である予算を有効活用するためには、どうしたら
良いかを考える上で、貴重なデータを集めています。

 クラス・サイズ・パズルという言葉が
出てきます。

 小学校や中学校の学級定員を減らせば、学力が上がるという
実証データはないのだそうです。

 私の経験則からも、それは言えます。例えば、
30人学級で6時間授業をするのと、60人学級で
3時間授業をするのと、どちらが「個別対応」という観点
からして優れているでしょうか。

 前者は生徒のノートや小テストを見る時間がありません。
後者は充分にあります。


高校数学生徒:アベレージ.gif

新しい芽が [言の葉]

 新しい芽が育っている。


 私の耳には、そう聞こえました。
学部の学生か院生かは分りませんが、
学生風の2人の会話が聞こえてきたのです。

 「帰ったら政治家になるなんて」

                 「凄いな。こんな難しい時期に」

 「でも、あいつなら、やれるかも知れない。」

                 「そうだな。あいつなら。」

 「新しい芽が育っているんだ。」



  どこかの国から来ている留学生の学友のことだろうと思います。

地球.jpg

我、ムートン [言の葉]

 フランスのワイン銘醸地ボルドーには「格付け」があります。
1級は5銘柄ありますが、原産地呼称制度が出来た当初は
4銘柄でした。

 ムートンは1級格付けを得られず、「我、1級たりえず。されど、2級たるを
肯んぜず。我、ムートン」という言葉を残しました。

 その後も秀逸なワインを造り続け、ワイン業界全体のために労を惜しまず、
遂に1級昇格を果たします。

 「我、1級たり。かつて、2級なりき。されど、ムートンは変わらず。」
これが1級昇格が決まったあとの言葉です。

 私は日本ソムリエ協会呼称資格認定試験の合格者でワインエキスパートの
バッジを持っています。多くのワイン仲間と様々なワインを賞味してきました。
そして、ワインにまつわる多くの逸話にも触れてきましたが、塾長となった今、
心に蘇るのが、この言葉です。

 自らが属する業界のために出来ることはしたいと考えています。
その過程で自社ブランドを磨くことが出来れば幸いです。

「天を恨まず」(2011年3月の卒業式) [言の葉]

 文部科学省の平成22年度白書に、ある中学校の卒業式の答辞が
全文掲載されました。

 2011年3月11日におきた東日本大震災の直後に行われた卒業式で
読まれた答辞です。

http://gyao.yahoo.co.jp/player/00397/v10150/v0991200000000543571/

文部科学省は公的文書として残すという判断をしましたし、記憶にとどめると考える人も
少なくありません。

 当ブログも同じ考えです。

『もしドラ』の映画化 [言の葉]

 「われわれの事業は何か。何であるべきか」を定義することを
ドラッカーは求めています。

 高校の野球部も「定義」から始めると、どうなるでしょうか。
『もしドラ』を初めて、書店で眺めた時は、まさか、こんなに
売れるとは思いませんでしたし、映画化も予想しません
でした。

 しかし、どんな組織もマネジメントが必要です。
それは間違いありません。

 映画の公開は来週の土曜日からですね。
人気者も出ますし、相当な評判を呼びそうです。


「自分たちの声で恩返し」(東海大学相模高校第15代応援団長) [言の葉]

 「自分たちの声で恩返し」


 30年ほど前に応援団長を務めた永松明裕さんの
言葉です。かつての仲間30人と共に応援席で声を
張り上げました。

 読売新聞(2011年4月4日号25面)に拠れば
「計画停電の影響で、気持ちが暗くなっていた県民に
選手たちは野球で明るい話題を届けてくれた。今日は
自分たちの声で恩返しをする」と語ったそうです。

 綱島教室も神奈川県にあります。通う塾生も全て
神奈川県民です。

 安打数も塁打数も新記録だそうです。昨年夏の
悔しさがあり、この春があるのだろうと思います。

 例年のような気持ちで見ることが出来なかった
甲子園ですが、センバツは春を告げる若人の祭典だと
強く思いました。


「生かされている命に感謝」(創志学園・野山主将) [言の葉]

 「生かされている命に感謝し、全身全霊で正々堂々とプレーします。」


 選抜高校野球の開会式での選手宣誓は岡山県の創志学園の
野山主将が行いました。

 今回、ご紹介するのは、その言葉です。



 塾生の諸君、君たちは、まだ学生で、力を蓄える時期です。
自分の置かれた場で最善を尽くす神聖な義務があり、それを
果たすことで、皆さんは松明となるのです。

 その掲げられた松明は、次の世代を導く希望の灯と
なるのです。



 
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