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小学生の「学力」を規定する要因 [論文紹介]

 小学生の学力を都道府県別に示すデータがあります。
公費で行われた調査ですので、何らかの分析が為され、
政策立案につながると思われます。

 ここで注意すべきことは、都道府県別・市町村別・小学校別という
区分に、どの程度の意味があるかを慎重に考えることです。

 既に、複数の先行研究があるのですが、小学生の学力は「学校教育」
のみで規定されるものではありません。

http://researchers.ao.ocha.ac.jp/2874154717.html
お茶の水女子大学の耳塚寛明研究室のサイトです。

 関東地方の25万人規模の都市の小学校6年生の算数の学力と
学校外教育費の相関を示した研究などを世に問い、底上げのためには
資源の投入をどうすべきかを論じ、実行に移すべきだと主張されて
います。

 学習塾を経営する者からすれば、在籍する都道府県・市町村・学校などの
違いは特にありません。コントロールされた「学習」が「何時間」なされているか
だけが問題です。学習目標を定め、進捗状況を見守るのは学習塾の役割のようです。
 

 学校で習っていない「漢字」が読める小学生がいます。学校で習った「漢字」が
読めない小学生もいます。学校教育には大きな力がありますが、「限界」もあるのです。

中学国語先生キャラ:メェ先生.gif
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