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「成績が上がる・下がる」 [学力向上の心構え]

 お問い合わせの電話をいただくと、「うちの子は成績が下がって」とおっしゃる保護者が多いのですが、学力まで低下しているケースは稀です。

 先月は解けた連立方程式が、今月解けなくなれば「学力低下」と言えるでしょうが、定期試験の点数で負けたことのない相手に負けた場合、「学力低下」でない可能性があります。

 それは、ライバルの「学力」が向上し、お子さんの「学力」を上回ったということです。このケースで「相対評価」を行えば、「成績低下」と言えますが、「絶対評価」で「五段階評定」をつける場合は、両者が「4」かも知れません。

 「4」には幅があるからです。神奈川県公立高校入試は今春から大きく変わり、500点満点の学力検査の重みが内申の3倍の高校も出てきました。

 ここまでは定期試験の得点のことですが、「五段階評定」は提出物も加味されるので、高校入試における得点力で考えると、「4」と「4」でも相当な差が生じます。

 以上のようなことに気付くのが早いか遅いかで、高校入試の結果は変わってくると思われます。受験は試合なので、ルールを理解することが大事です。

中学数学先生キャラ:ミクロン.gif

http://surala.jp/trial/flash/math/math_elementary/index.html

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