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白川の大屋根ふき [社会科学習]

 世界遺産となった「白川郷の合掌造り」は何百人という人の手に依り
ふかれるものですが、それは「技と心」を伝え続ける営み自体をユネスコが
評価したのではないかと思います。

 釘や針金などの金属は使わず、植物だけで作る大屋根です。木の根で
縛り、その結び目を木槌でたたいていきます。

 昨年、放映されたテレビ番組の再放送が先程、あり、それを見ました。
地元の合掌造りの家に住む人々、合掌造りでない家に住む人々、全国
各地から集まったボランティア、会わせて、500人もの人が集まり、
作業をしている様子が映されました。

 長期にわたる周到な下準備があり、人々の心意気がありました。
昔、村が火事になったとき、火の粉が飛んできた大屋根に村人たちが
のぼり、自分たちの着物で払い落し、その家を守ったそうです。

 それを小学生の時に見ていた人が、今回の「大屋根ふき」をし切りました。
自分のものだが自分のものでないのが「大屋根」だと言います。


合掌.jpg
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