愛知工業大学の学習合宿

　本日の読売新聞１２版１４面『教育ルネサンス』に拠れば 長野県の木曾・御嶽山の麓で４泊５日の合宿が行われる そうです。


　対象は愛知工業大学に進学する高校３年生です。 講師は工学部都市環境学科の四俵教授です。
　

　１７年続く合宿は連日１０時間の学習だそうです。 これは１９７４年に四俵先生が赴任した際に「学力」に 驚いて始めた対策だそうです。


　因数分解や関数が分からないのはざらで、桁も揃えずに 足し算・引き算をする学生もいたそうです。　

大学の授業についていけず、留年・退学する学生も目立った そうです。


　そして１９８９年、学力試験なしで入学できる推薦入試が 始まることになり、四俵先生は危機感を募らせました。


　中学からの数学をやり直す入学前合宿しかないと 思い立ちました。

　綱島教室では、中学時代に数学検定３級は是非合格して欲しいと 塾生に繰り返し言います。何度でも言います。地下資源の乏しい日本は 人的資源を磨くしかありません。


　毎年、８月末に数学検定を綱島教室を会場として行いますが、いつも 全員合格を祈ります。

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