それぞれの夏が行く

　綱島教室の地元の公立中学校と小学校は今日で夏休みが
終わります。

　夏の頑張りが秋から冬にかけての実りをもたらすのです。
学校の授業がないので、机に向かう人と向かわない人の差が
最も大きく開くのが夏休みです。

　絶好の機会でもありますが、一番恐ろしい季節でもあります。
人は機会を生かすこともできますが、無為に過ごしてしまうことも
あります。

　競争試験を控える者にとって「無為」は「学力の低下」を
意味します。頭は筋肉と同じで、使わないと衰えます。無重力空間に
おいて筋力が低下し、骨密度にも影響があることは周知の事実です。

　４０日ほどの「夏休み」、家の手伝いをする機会も多かったと思います。
家族の一員として果たすべき役割があります。受験生であっても食器洗いや
洗濯ぐらいはできるはずです。毎日机に向かうのは８時間から９時間で
充分です。家事も挟んで、うまく時間を使うのが大事です。

　受験学年以外の皆さんもテーマがあったと思います。苦手の「速さ」や「割合」を
克服するとか。達成感の味わえる学習はできましたか。

　明日は久しぶりに会う級友たちの話が聞けますね。それぞれの夏がどんなものだったかを知ることができます。

　受験生は、他の人が何校ぐらい学校訪問をしたか尋ねてみましょう。
そうした情報交換はとても大事です。何か新しい発見があるかも知れません。



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タグ：夏休み 骨密度 筋力低下 無重力 天王山の夏