SSブログ

37兆円の税収と44兆円の国債発行額 [社会科学習]

 今年度の予算案です。借金が税収よりも多いのです。
このことは中学の社会科公民的分野の教科書にも書いて
あるのでしょうが、深刻に受け止める生徒は多くないようです。

 綱島教室は学習塾であると同時に志を持つ私塾でもあります。

先憂後楽が難しくとも、先楽後楽は不可能でしょう。
「何々があれば良い」というばかりでは予算が青天井となります。

 収入の範囲で生活すべきは個人も国家も同じです。
公立小中学校で「外国語指導助手』と日本人教師の
「会話」が禁じられるという事態が起きています。

 教育委員会が経費削減のために直接雇用せずに業務委託で雇うため
です。日本人教員が話すと「偽装請負」になるので「是正指導」の対象と
なるのです。

 文部科学省は「チーム・ティーチング」は請負では無理という通達を
出していますが、予算措置が、あるかないかという話になります。

 公教育の場では「何々があれば」という要望が出るのは分かります。
しかし、予算の裏づけのないままでは、どうにもなりません。

 仮に、予算が出るとしても、日本の国家財政を俯瞰した場合、どこかから
削るか、更なる国債発行以外に道はありません。

 私立中学では年間50万円から60万円ぐらいは私費負担があります。
公立中学はゼロですから、その分は税金で賄います。

 これ以上の税負担が可能かどうか、議論すべきだと考えます。
何を求め、何を諦めるかを決める知恵と勇気が必要です。
にほんブログ村 受験ブログ 受験塾・進学塾へ
にほんブログ村


nice!(3)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:学校

nice! 3

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:[必須]
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。