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日本の哀愁を映すオペラ [音楽学習]

 「夕鶴」は1952年の初演以来、日本語オペラとしては上演回数が
最多だそうです。

 古くから伝わる民話から作られた「夕鶴』はあまりにも有名ですが、
2011年2月に新国立劇場で上演されます・

 その都度、誰が「つう」を歌うのかが話題となりますが、
今度はダブル・キャストで釜洞祐子と腰越満美です。

 人間とそうでない者の交流をテーマにした作品は
「白鳥の湖』、『ジゼル』、『ローエングリン』、『影のない女』
などがありますが、日本では「悪魔」に相当する者が出てこない
のが特徴かと思われます。

 あまり単純に「正邪」の「二項対立」とは言えませんが、
欧州の場合は「悪魔」が人間を呪い「動物」に変えてしまうと
いう設定が目立ちます。

 日本の場合は「呪い」もないし「救済」もないので
「輪廻転生」に近いようにも思えます。

 『夕鶴』においても、わらべ歌で始まり、わらべ歌で終わります。


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