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「21世紀のための友情計画」 [一般教養]

 インドネシア、マレーシア、フィリピン、タイ、シンガポールを対象に
21世紀の友情を築くために国際協力事業団が実施した交流計画です。
後にブルネイが加わり、6カ国となり、衣替えして「青少年交流事業」と
なりました。対象国もずいぶん増えたはずです。

 私は6カ国全てと韓国、中国、インドを含めて、合計9カ国の教員グループとの
合宿セミナーに参加することが出来ました。

 日本側の参加者はカウンター・パートなので、先方が教員ならこちらも
教員になります。しかし、フィリピンの学生グループを迎えた時は日本側は
社会人を加えました。せっかくの機会だからフィリピン側の参加者に学生
以外の日本人との交流もしてほしいという意図もありました。

 しかし、実際に顔を合わせてみると、フィリピン政府の選考基準が厳しい
ことを知りました。当時、フィリピンには大学が80ほどあるのですが、学部と
学年ごとに「名誉学生」がいます。つまり首席です。

 この交流計画への「応募資格」が「名誉学生」なのです。
そして来日できるのは30名です。優秀なだけでなく熱い気持ちの持ち主ばかりでした。

 日本側の学生は触発されていました。実に得難い体験だったようです。
ただ、鋭い質問に答えられないこともあり、日本側が社会人を加えたのは
正しい判断でした。

 学生、教員、都市勤労青年、農村勤労青年、公務員などのカテゴリーに
分かれて来日するのですが、多くの後日談があります。

 来日を契機に交際が始まり、帰国後、結婚した人たちもいます。
日本側でも同じことがありました。私の参加したグループなので
私も結婚を祝う会に呼ばれました。


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