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分かりやすいものばかり読むことの弊害 [学力向上の心構え]

 「「わかった」というのは「わからない」という経験があって
はじめていえること、一読すればすぐ「わかる」のは潜在的には
「知っている」ことを再確認しているだけです。」

 東京大学大学院経済学研究科の小幡道昭(おばたみちあき)
教授の言葉です。
(東京大学出版会の『ユニバーシティ・プレス』2010年4月号14ページ)

 巷には「すぐ分かる」「すぐ出来る」「誰でも分かる」「1分で分かる」と
いった類の本などがたくさんありますが、本当にそうなのでしょうか。
もし、本当だとして、それの効力はいつまで続くのでしょうか。

 「1000年持たせる柱は1000年の木を使う。」と聞いたこととが
あります。樹齢1000年のヒノキで柱を立てれば、その建物は
1000年持つということのようです。


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コメント 1

shira

 こと中高生の場合は「最後まで頑張って読んでみたけど何だかよくわからなかった」という経験もかなり大切だと思います。
 ただし、先生に勧められて「よくわからないもの」ばかり読まされていると、読書そのものにアレルギーを起こす危険もありますが。
by shira (2010-03-29 23:01) 

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